・田村拓巳〔指揮・音楽指導〕
芸術科。洗足学園音楽大学卒、専攻はTrp。
小学生から社会人まで様々な年代のバンドと関りを持つ。
・西 裕子
数学科。吹奏楽経験あり。高校時代はSaxを担当。
・宮林 稔
情報科・理科。吹奏楽経験はなく、学生時代は山岳部。
・2024年度は総勢65名でスタート
・男子15名、女子50名
・部員の居住地は東京と神奈川が多く、ほぼ半々。
少ないながら、千葉と埼玉も数名います。
最近では都下から通ってくる人も増えました。
公立校では「活動は平日2時間、休日は3時間、週1日オフを設けること」という部活動のガイドラインが定められましたが、吹奏楽に関して言えば、この枠の中でたくさんの曲の完成度を高めるのは難しく、悩ましいところです。
・平日・土曜 授業終了から19:00まで
・日曜・祝日 終日
・定期試験の1週間前からオフ(10日間×年5回)
・正月、コンクール後のお盆の時期には連休を設定しています。
本校は世田谷の閑静な住宅地の一角にあり、外で大きな音を飛ばすことができません。校舎も決して広いとは言えない中、普段は各教室での個人練習やパート練習、地下ホールや音楽室での合奏を中心に工夫しながら音を作り上げています。各楽器のプロによるレッスンは年間で延べ120回を数えます。
本番前にはホール練習を多く取り入れ、ホール全体に響くような音作りを心がけています。
4月 | ●入学式 / 祝賀演奏、○新入部員歓迎会 |
5月 | ★よこはまパレード |
6月 | ●フレッシュコンサート、★ハイスクールバンドフェスティバル、体験会① |
7月 | 野球応援、○夏合宿(魚沼)、体験会② |
8月 | ★東京都高等学校吹奏楽コンクール(予選) |
9月 | ★東京都吹奏楽コンクール(都大会)、★文化祭〔模擬店、ポップスコンサート〕 |
10月 | ★青空コンサート、★全日本吹奏楽コンクール、体験会③ |
11月 | ★全日本高等学校選抜吹奏楽大会in横浜、★日本管楽合奏コンテスト、体験会④、部活動推薦セレクション サッカー応援、春高バレー応援 |
12月 | ●ファミリーコンサート、★東京都高等学校アンサンブルコンテスト(予選) |
1月 | ★定期演奏会(みなとみらいホール)→3年生引退 |
2月 | ★東京都アンサンブルコンテスト(都大会)、新体制づくり |
3月 | ●卒業式 / 祝賀演奏、★全日本アンサンブルコンテスト、★全日本高等学校選抜吹奏楽大会(浜松大会) ○三送会、部内アンサンブルコンテスト、○春合宿(西湖)、★富士急ハイランド演奏 |
★一般公開 ●関係者のみ公開 ○非公開 | |
ここに、様々な縁で演奏する場面がさらに入ります。 例.馬事公苑のリニューアルイベント、迎賓館赤坂離宮50周年式典、海上自衛隊との合同演奏会など | |
体験会の応募は本校ホームページよりお願いいたします。 |
基本的にはそのまま続けることができますが、年度の編成によっては他の楽器に移ってもらうことも考えられます。「学年に1人いればよいけれど、1人もいないと困る楽器」なども希望者を募って育てることがあります。
なお、学校楽器もあるので貸し出しは可能です。新しく購入希望の方は顧問、コーチまでご相談ください。楽器選定のお手伝いなどもいたします。
学校から予算が付いていますが、それとは別に活動費と保護者会費を頂いています。活動費はレッスン代やホールの借用費などの音楽活動に、保護者会費は、例えば移動時の昼食代や軽食代など生徒の補助に使わせていただいています。初年度はこの他にユニフォーム代が掛かります。合宿費は参加の都度、別徴収となります。
若干名推薦枠があります。通常の学業推薦より成績基準は低いですが、技術面だけでなく、他の部員の手本となり、3年間部を牽引してくれる力があるかどうかを重視します。
まずは夏の体験会にお越しいただいて、推薦をご希望の場合は中学校の先生を通じてエントリーしてみてください。
まったくの未経験から入部して活躍するようになった先輩が何人もいます。陸上やサッカー、バスケットボールなど。本人の熱意がいちばん大切なので、迷っている人はぜひ一度門を叩いてみてください。
2000人の観客に感動を与え、拍手喝さいを浴びる体験は他では得難いものがあります。
受験コースに進学する人も毎年2~3名います。両立はハードですができないことはありません。結局は本人のがんばり次第です。(コンクール後に一時休部して、定期演奏会で復帰して引退する3年生もいます)
近年は音大受験をする人も増えてきました。卒業後はプロの演奏家になったり、楽器のリペア職人になったり、あるいは音楽科の教師になったり様々です。
吹奏楽部員のここ数年の他大進学状況をかいつまんで挙げてみると-
中央大学 / 法政大学 / 東京農業大学
横浜薬科大学
洗足学園音楽大学 / 国立音楽大学
東京芸術大学 / 武蔵野音楽大学 など
音大卒業後、
海上自衛隊呉音楽隊 / 陸上自衛隊中央音楽隊
に入隊した人もいます。
1966 10数名で創部(当時は男子校)
1975 コンクールにA編成として初出場し、都大会で金賞を受賞
1978 第1回定期演奏会を開催
1981 コンクール全国大会に初出場。銀賞を受賞
1983 当部OB吉野信行が顧問・指揮者として着任
1990 マーチング活動スタート
1995 高校共学化
1998 東京ディズニーランドのパレードに参加
2000 コンクール全国大会で初の金賞受賞
2016 創部50周年を迎える
・ ・ ・
2022 吉野信行の退職に伴い、田村拓巳が着任
2024 現在に至る
現在までに全国大会に11回出場しています。
(金賞5回・銀賞5回・銅賞1回を受賞)
その他、全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクールで優勝した折には、つるの剛士さんや鬼龍院翔さん、ダイヤモンドユカイさんといっしょにラジオ収録させていただいたり、2023年のキズナ祭ではGENERATIONSさんと共演させていただいたりしました。
2024年には横浜アリーナでのSUPER EIGHTさんのライブに出演。最近はこうした機会も増えてきました。
背景は、お隣の馬事公苑がリニューアルオープンした折の式典演奏の写真です。サプライズゲストとして溝端淳平さんが白馬に乗って目の前を通り過ぎて行きました(!)