日々の練習風景

リトミック

練習の初めにリトミックを行います。これは動きを通じてリズム感を養うための身体技法で、皆で楽曲に合わせてリズミカルに体を動かします。
頭や指先だけでなく、こうしたボディーワークを取り入れながら体で楽曲を理解し、音を揃えていくところは本校の特色と言っていいかも知れません。
楽曲には多くの場合、コンクールの課題曲が用いられます。

呼吸練習

続いて行うのが呼吸練習です。呼吸法や発声ドリルを用いた発声練習、合唱などを行います。 本校ではここまでの過程を「全体基礎練習」と呼び、練習の初めに欠かさず取り組むようにしています。
(晴れていれば屋上で活動していますので、学校見学の折に見かけたらぜひ「部歌」をリクエストしてみて下さい。すばらしいハーモニーをお聴かせいたします)

パート・セクション練習

合奏で楽曲を作り上げる前段階として、まず各パートに分かれて練習を行います。
本校ではすべての楽器に担当のコーチがおり、細やかな指導を受けることができます。
パートが仕上がってきたら、次はセクション練習へ。金管、木管に分かれたり、譜面上で連動するパートで、音のバランスやハーモニーを整えていきます。

合奏練習

ある程度まで仕上がると合奏練習が増えてきます。楽譜通りに音を並べても、それはただの音でしかありません。ここに最終的に命を吹き込むのが合奏という作業です。伝えたいイメージに合わせて各フレーズごとに音楽的な配慮を加え、1つの楽曲を仕上げていきます。
また、音の響き方などはホールによって異なるため、コンクール前にはホール練習や合宿なども数多く行われます。

マーチング練習

毎年ゴールデンウィークに行われる「よこはまパレード」への出場を主に、マーチング練習も行っています。動きのミスは音ミス以上に目立つもの。「目に見えるもの」を揃えることを意識し、揃わないものに対して敏感な心を身につけます。
暗譜や振り付けなど、マーチングには座奏とはまた違った頭の使い方が要求されるため、得るものが非常に多い練習です。

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